グループホームでの奮闘

介護の仕事をライフワークにしたいと思い、ホームヘルパー2級の資格を取得しました。

取得後すぐにグループホームで働き始めました。 グループホームは、比較的軽度の認知症高齢者が集団で生活する施設です。 「自分でできることは自分で行う」ことが大切なので、職員は入居者さまに寄り添い、お手伝いをするのが基本です。

グループホームでの業務は驚きの連続でした。 それまで事務系の仕事についていたので、認知症の高齢者と接する機会はありませんでした。
認知症がどのようなものなのか、実際に入居者さまと交流するうちに勉強していきました。

認知症は10人の患者がいれば10通りの症状があります。 日によって症状も違いますし、その都度対応するのが難しかったです。 働いていて一番良かったことは、入居者さまと色々なお話ができたことです。

私と会話をすることで入居者さまが笑顔になったり、お礼を言われるととても嬉しかったですし、一緒にお料理をしたり、お散歩に行ったり、そういった何気ないひとときがほんわかしていて好きでした。 つらかったことは、入居者さまから暴力を受けたことです。 認知症の症状の一つに、暴力・暴言というものがあります。 着脱行為のお手伝いの際などに、髪をひっぱられたり、頭をたたかれたりしました。
こちらは施設で働くスタッフなので、上司に報告はするものの、その後どうなるわけでもありません。 病気の症状なので仕方がないとは思っても、やはり悲しかったし、つらかったです。 このグループホームで3年半ほど働き、介護福祉士の資格を取りました。 今後はさらに上の資格取得を目指してがんばろうと思っています。